フレンドリーなブラジル人
サンパウロからの帰宅道中のお話し。
その日はポカポカとした気温で、睡魔が襲ってくるような感じだった。 早く帰って体を休ませようと思い、ロタソォン(小型乗合バス)に乗った。 ロタソォンは普通のバスより早いけど、運転が荒く事故が多いのが弱点。 でも、抜け道など知ってるので、去年、学校に通ってる時、 渋滞に巻き込まれることを予測して、ロタソォンをよく利用したものだ。 そして今回もそのロタソォンに乗り、あと10キロほどで私の住む町に着く頃、 バックミラーに映る運転手の表情が気になりはじめた。 すごく眠そうな顔をしている。 気持ちはわかる。 わかるが君は運転手だ。 がんばれ! と心の中で密かに応援していた。 ところがそのうち、10秒間に一回の割合で、あくびをし始め、 居眠り運転でもしそうな感じが、バックミラーを通してこちらに伝わってきた。 声を掛けようかと思ったけど、あと3分ほどで私は降りる。 そんな時、確かカバンの中に、ミントのラムネを持っていたことを思い出し、 降りる前にガサガサ探し出した。 そして私の降りる頃、また大きなあくびをしていた運転手に、 「はい、これ。 プレゼント。」と言って渡すと、 『あ、見られてた?! (^^;』 という表情で、照れくさそうに受け取ってくれた。 その後もロタソォンは、目的地まであと5キロほど走り続けるので、 安全運転でいってもらいたい。 と、普通だったら話はここまでで終わるだろうけど、 この話には、もう少し続きがある。 それはこの間、私がサンパウロへ向かうバスに乗った時のお話し。 朝だったから、少し渋滞気味。 そんな時はイヤホンで音楽を聴きながら、 読書でもして、心を落ち着かせる。 しばらくして、隣に座ってた女性が、私に話し掛けてきた。 「あのロタソォンの運転手、あなたに話し掛けてるみたいよ。」というのだ。 よく見ると、先週居眠り運転をしそうになったあの運転手ではないか?! しかもクラクションを何回か鳴らしていたらしい(笑) だから隣の女性が気付いてくれたのだ。 今度は私が照れくさい(^^; 「あ、どーも。」と、軽く会釈をしたら、私が気付いたことを確認すると、 そのロタソォンは、私の乗ってるバスを追い越して、ササッと飛ばして行った。 やっぱりフレンドリーな人が多いなぁっと、感じたひと時だった。 家に帰ってすずおさんに話すと、ロタソォンの運転手やトラックに乗ってる人は、 だいたい女癖の悪い人が多いから、気を付けときなよ。と、一言。 なるほどね、そうだよね。 ここは外国だから、ある程度緊張感を持って行動しなきゃね。 それからは、その運転手には会ってないけど、今もどこかで走ってるんだろうなぁ。 ~ マッサージの宣伝 ~ サンパウロ市内で出張マッサージを行っております。 肩こり腰痛にお悩みの方、または、体の血行をよくしたい方、ご旅行やお仕事でお疲れの方等、健康の為に指圧・マッサージでリフレッシュ致しませんか? まずはご一報下さい。 連 絡 先 → (011)99994-5343 suzumemassa@gmail.com
by suzume-massa
| 2012-07-09 23:33
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